鮫木さん…俺はあなたを…倒したい…！！
突然ですが
大乱闘スマッシュブラザーズにおける
神と呼ばれる存在と聞いて
貴方は誰を思い浮かべますか？
生みの親の桜井政博さんでしょうか。
確かに、彼がいなければ誰もスマブラをプレイすることはかなわなかったでしょう。
かつてスマブラDXには五神と呼ばれる5人のプレイヤーがいました。
（※引退した方もいますがまだいます。）
トーナメントの上位に必ず残るといわれた5人、
その他を圧倒する強さから神の名を冠するまでになったわけです。
彼らのことを思い浮かべる人も多いでしょう。
DXのプレイヤーではなく、
forWiiUから界隈に入った私にとって
彼らよりインパクトが強いのは
世界最強絶対王者の”Zero”でしょうか。
forWiiU終期に引退を発表するそのときまで、
ほぼすべての海外トーナメントは彼が優勝していました。
そして時代はSPに。
今作から始めたプレイヤーにとっては
世界最強と呼ばれる男”MKLeo”。
また、日本最強の男”ザクレイ”選手。
神の基準を強さの物差しで測るのならば、
この若き二人の天才の名前が挙げられるのではないでしょうか。
シリーズが変わるごとに最強が変わっていくのが面白いですね。
受け継がれる意思、時代のうねり、人の夢、
これらは止める事のできないものですからね。
人々が自由の答えを求める限り、
それらは決して留まる事はないでしょう。
しかし、私がスマブラをしていて
この人は神だなぁと感じる方は別にいます。
その方の偉業はスマブラ普及への多大な貢献。
スマブラはご存知の通りパーティゲームです。
子供のころ、誰もがはしゃいで遊んでいたあのゲーム。
しかし、別の側面から見ると我々が遊ぶような
1on1で、いわゆる格ゲーに近い形で、
お互いの技量、プライド全てを賭け、勝利を求める
eスポーツと呼ばれる側面を持つゲームにもなります。
しかし、このような特殊なルールでの遊び方は
なかなか自然にたどり着くものではありません。
少なくとも私の遊んでいた放課後のスマブラDXは
神殿でアイテムありでワイワイ乱闘が主流でした。
1on1の楽しみを知ってもらうには、
実際の大会などを見てもらいその熱さを体感してもらうこと
これが一番効果的です。
ここまでいえば皆様ももうお分かりだと思います。
そう、私がスマブラにおける神だと認識している方は…
鮫木さんです。
オンラインのスマブラ大会、タミスマの主催。
for3DS、forWiiU、SPシリーズにわたり、
毎週週に何度か大会を開催されています。
競技シーンのスマブラをはじめたきっかけとして
タミスマをみたから！という理由の人は少なくないと思います。
会社の方とスマブラの話をした際に、
ウメブラなどのオフ大会の存在は知らなくても
タミスマは見ているという方もいました。
それほどにまでにタミスマの認知度、注目は高いです。
スマブラ競技人口の爆発に間違いなく深くかかわっていると思います。
そんな冨、名声、力、この世の全てを手に入れた男、鮫木。
皆様顔が上がらないと思います。
ですが、我々はプレイヤーです。
神と呼ばれる彼を、力で、倒してみたくありませんか？
タミスマのコメントで、
「鮫木さんが戦いましょう」
のようなコメントが入るたびに、
鮫木さんは
「プレイヤーとしてはもうやってないので～」
という風にのらりくらりとかわしています。
これではそもそも戦うことすらできません。
世界最強MKLeoが勝負を挑んでも勝利することはかなわないでしょう。
なら彼がプレイヤーの土俵に立てる場面で勝負を挑むなら、
神と対等に並び、戦い、勝利と栄光をつかむ可能性が出てくるのではないか…？
皆さんも、その土俵に立ってみたくないですか？
緊急事態宣言のせいでまたスマブラをやる機会とやる気ががががががが
きみさんです。
話は少し前に遡ります。
私事ですが、年末大きな買い物として
ワークデスクを購入しました。
在宅勤務でほぼ毎日家で机に向かう環境になりましたので…
どうしても今までの机だと使い勝手が悪かったんですよね。
しかし金額的にもサイズ的にも中々に大きな買い物。
部屋に搬入するスペースを確保するために大掃除が必要でした。
まぁ年末なので、ちょうどいいしやるかと意気込み
在宅勤務中に片づけを進めていきました。
すると積まれた荷物の隙間から何やら妙なものが…
ONE PIECE グランドバトル! 3が出てきました。
懐かしいですね。
私が小学生の頃に発売されたゲームで、
人気漫画ONE PIECEの空島編あたりのキャラで対戦できます。
流石に古いゲームなので、知らないという人も多そうです。
が、
皆さんはそれではダメなんです。
私のブログを見てくれる人はスマブラプレイヤーであることが多いです。
スマブラ人気は幅広いので年齢も様々ですね。
そんな若い人たちに対して
片づけしてたら一緒に荷物の中から出てきた
『シャーマンキングソウルファイト』がわからない
とか言われても誰も何も責めないです。
当たり前です。
っていうか糞ゲーなんだけどこれ。
しかし、
スマブラプレイヤーは
ONE PIECE グランドバトル!だけはおさえておかなきゃダメなんです。
皆さんはご存知でしょうか。
スマブラをしている人ならだれもが知っている
オンライン大会タミスマ主催の鮫木さん。
この方が、
グラバト界のMKLeoと言っても過言ではない程の強豪プレイヤーということを。
私もグラバトの競技シーンに居たわけではないので、
鮫木さんには
『スマブラ大会配信をしている聖人』
という印象しかありませんでした。
しかし、グラバトの噂が耳に入ってくるとそれは恐ろしいものでした。
・当時全国大会で誰も発見していなかった即死コンボを鮫木さんが披露。
会場がドン引きする中圧倒的実力差で全国の猛者を軽くひねった。
・笑顔で即死コンボを決める様から『ハメ木』と呼ばれていた。
・絶対王者Zeroは元々グラバトプレイヤーだったが、
鮫木に粉々にされ仕方なくスマブラに逃げた。
・ナミの故郷ココヤシ村にアーロンを仕向けたのは鮫木。
・そもそもジンベエはタミスマ運営で多忙な鮫木の代わりに
補欠として仕方なく王下七武海に入っていた。
（鮫木の許可なく麦藁の一味に加入したので現在鮫木に命を狙われている）
等々…
審議が分からない噂が飛び交っています。
ほとんど私が流しました。
まぁそれはともかく
スマブラ界では競技から一線をひいてる鮫木さんも、
グラバトなら対戦に応じていただけるのではないか？
同じグラバト界隈の中なら
知り合いじゃなくて友達じゃなくてオレたちはFamilyになれるのでは？
鮫木さんとFamily、なかなかいい魅力的な響きではありませんか？
っというわけでグラバト勢になるべくとりあえず起動。
データないじゃん…。
キャラ出し糞めんどくさいんだけど…。
まぁそういう作業の話は置いといて
キャラ選びです。
年末にキャラ変え云々の記事を書きましたが、
そこで言った通り対戦ゲームならキャラ選びは超大事です。
さて、それを踏まえたうえで
グラバト３といえばエネルです。
小学生のころ友達とガチャガチャやったことしかないので
ガチ環境を全然知らないのですが、
それでも確信して言えるくらいエネルはやばかったです。
エル・トールとグローム・パドリング撃ってるだけで勝てるレベル。
エネルを使うとだいきくんは次の日まで口きいてくれないレベル。
が、しかし
当時のネットもない小学生のレベルだと
多くの方が初代スマブラはネスが最強とか勘違いしていた事例もあります。
（初代のネスは下から数えたほうが早い）
もしかしたらグラバトも俺たちが知らないキャラがブイブイ言わせてるかも…？
なのでここは一度鮫木さんが作成した攻略サイトにある、
鮫木さんが作成したグラバトのキャラダイア、ランクを見てみましょう。
本当にグラバト界隈この人中心に廻ってるんだな…。
やっぱりエネルが神じゃないか…。
当時の感覚は間違っていなかったようです。
キャラはエネルに決まりですね。
ところでひと際目を引くのはサンジの欄なんですけど
いやさすがに弱すぎだろ。
これ数年前に鮫木さんがツイートしてたのですが、
うろ覚えですが、サンジは投げが相手に当たると
全キャラから即死級のコンボを確定で反撃でもらうらしいです。
気を取り直して
エネルを使う上でどうしたらいいのか。
その答えは昔鮫木さんが残してくれていました。
やばいテクニックを極一部しか知らなかったため大会も大荒れになったゲームがこちら。
— 鮫木@12/24(土)20:10…タミスマ#211 (@sameki1024) 2020年3月2日
補足するとタミスマの元となった当時の私のサイトでも公開してましたが、2003年の話ですのでそりゃ一般には広まりませんわな。発見者は真一さん、エネルを操作してアップしたのは私。 https://t.co/8nBFb4BrXY pic.twitter.com/s3b3lHLKBL
え、なにこれは（ドン引き）
これが鮫木さんをハメ木たらしめた即死コンボです。
これを全国大会で初披露したってマジ？
しかし、こちらも激忍4で
イタチの即死コンボを4時間トレモしただけで会得した男。
この手のコンボ練習は得意です。
これやれるだけでグラバト勢になれるんなら安いもんよ。
というわけで鮫木さん、
二日後に！
てててーててれれれてーれっててってー、ﾁｬﾝ♪
ぱぱぱぱぱーぱー、ﾃﾞﾝﾃﾞｰﾝ
～2日後～
なにこれ、なに？
何入力してんの？
なんかもう、原理からわかんない、何？？？？？？？？
一切できる気しないんだけど、何？？？？？？？？？？？？？？
本当何？？？？？？？？？？？？？？？？？
やはり鮫木さんは、
プレイヤーとしての技量も神だったことを見せつけられました…。
鮫木さんを倒してみたい皆様も、
ぜひグランドバトルで挑戦してみるのはいかがでしょうか？
鮫木さんへの挑戦権。
思ったより高くて笑っちゃった。
グラバト勢になれなかったので、
私の海賊王を目指す物語はオチもなくここで打ち切りです。
なんだったんだこのブログ…。
おまけ
今回この記事を書く上で、
もはや話題の中心となる鮫木さん。
流石に記事を書く上で本人に許可を取るのが筋だと思い
鮫木さんを題材にしたブログを書きたいとDMをさせていただきました。
その結果、ブログ内容を言う前から快諾、
ネタ扱いでもなんでもOK！
さらにグラバトのことを書こうかと伝えたところ、
自身が作成した攻略サイト、
自身が書いた全国大会のオフレポ、
動画等々のURLを即座に教えていただき、
わからないことがあれば何でも答えるとお返事いただけました。
更に当時の大会結果にいる人物は
現在のしのスマ主催のしのさんと同一人物とか、
知らなかった話をいろいろ教えていただけました。
なにこの器の広さ。
海賊王とは、支配などせずこの海で最も自由な人物なんだなと
鮫木さんの懐の広さ、聖人っぷりを再認識しました。
この場を借りてお礼申し上げます。
今後とも応援しております。
